安倍政権の倒れるまで

この道は 祖父が来た道 あの道を 探す者など 通しはしない

 

自民党は安倍一色で、この道(岸信介が通ってきた道)以外の道もあることを示唆する者には、様々な横槍を入れて邪魔をする。多様性を認めぬ独裁的な、名前だけは自由で民主的な党であることがよく解った。

それにしても異様な光景だった。大勢の自民党員が、特に女性が前面に出て安倍を囲んで「ガンバロー」と気勢を上げているのをテレビニュースで見たら、それが午前8時ごろのことだと。朝早くからご苦労なことだが、野田の総裁選出馬を牽制する意味があるんだって。そんなことで朝早くから集まるんだったら政治家ならもっと他にやることがあるんじゃない。

安倍って男は、独裁者に憧れる気質の持ち主なのだろう。「私の言うことは正しい。なぜなら私は総理大臣だから」というような地位信仰と唯我独尊的な思考回路、そして極端な小心者で、少しの敵小さな敵でも徹底的に叩く。どう見たって野田が出ても勝ち目はないように周りをガチガチに固めておきながら、それでも安心できなくて、あんな演出をする。彼には民主主義の国のリーダーは適さないし無理だ。即刻辞めてもらいたいが‥‥。

それにしても、そこに集まった自民党の議員先生方。彼が民主主義のリーダーとして適さないことはよく知っているはずだ。それなのに朝早くから集まるとは、よほど暇なのかそれとも独裁者の顔色だけ窺っている小心者なのか。ある近くの国のお偉いさん方みたい。反対すると抹殺されたり交通事故に遭うのかな。まあ、国民の為にということは頭の中にこれっぽちもない事だけは確かなようですが。