安倍政権の倒れるまで

脳の中 覗いて見たい 羽生井山 除いてみたい 安倍や中谷

 

現在、将棋の羽生四冠と囲碁の井山大三冠はタイトル戦の最中だが(もっともこの二人は年がら年中タイトル戦を戦っているが)、いつも思うのだが、この二人の脳の中はどのようになっているのか覗いてみたい。何十手も前に指したり打ったりした手が、光輝いて見えたり、渋く自陣を支えていたり、思いもかけぬ強手が出たり、なんでこんな手をと思っていたのが数手後には相手の急所を抉ったりと、感心することが多く(素人だから当たり前のことだが)、そんなときは本当に頭を輪切りにして頭の中を覗き込み、どうなってるんだ、と見てみたくなる。私には理解不能。宇宙人かと思う。

また、一つ一つの駒や石をとても大切に使い、その能力を存分に働かせているように見える(プロなら、どの将棋指しも碁打ちも同じなのだろうが)。新聞やパソコンで棋譜を辿って見ていると美しく見える。

ところで、彼らとは全く逆で私の理解不能な人達がいる。安倍だ。それに中谷防衛相、そして高村をはじめとする自民党議員や公明党議員の面々。

参議院での戦争法案の答弁で安倍と中谷は衆議院の答弁とは違う答弁をしている。それでも、反省するでもなく説明するでもなく弁明するでもなくシレッとしている。テメーで国民に丁寧に説明すると言いながら、違うことを言っても、平気の平左。自分たちの考え方次第でどうにでも解釈して、それに法律を合わせるようなことを言っている。それでもなお、国民を守るための法律だとか、自衛隊はさらに安全になるなんて、どの面下げて言えるのか。全く、こいつらの脳みそはどうなっているのか。そんな脳みそ見たくもない。捨ててしまえ。

自民党の良識派と思われていた高村も、砂川判決が集団的自衛権を認めているなどとほざいて安倍に協力している。完全に晩節を汚してしまった。彼の脳みそもどうなっているのやら。見たくもない。

参議院でのコロコロ変わる答弁を聞いていれば、この法律が“国の安全を守る”とは到底思えない。自民党公明党の議員はそれでも賛成するのだろう。国民など関係なく自分の為に。この国の政治家には、国民を活かすだとか、国民の力を無駄にしないなどという脳みそを持った人はいない。見ても無駄だろう。

 

5年か10年後。安倍元首相への架空インタビュー。

アナウンサー「アベノミクスの破綻、自衛隊員が国外の戦闘で10名以上が死亡、原発もテロの脅威にさらされ、国民から怨嗟の声が上がっていますが?」

安倍元首相「え、国民。国民なんか関係ないよ。みんな財界の為の政策なんだから。その為に武器輸出解禁や原発の輸出にも力入れてきたんだから。まあ、いいじゃないかそんなこと。それより次の質問早くしろよ。」