安倍政権の倒れるまで

TPP 黒い資料で 思い出す 教科書塗った 思い出の記を

 

TPP法案の審議に提出された資料は黒塗りだらけの何もわからぬ資料。あれでどのような審議ができるのだろうか。誰が見ても首をかしげるだけだろう。本気で審議する気があるのだろうか。TPP断固反対と一回も言ったことのない安倍がブレない自民党と画策したのか?そんな風にしか思えないが。

そして同時に、敗戦時に小学生や中学生だったお年寄りが、教科書の都合の悪い文言を黒く塗りつぶらされ、昨日までと全く違う価値観を何の反省も無く平気で押し付けられ、大人に対する不信感を抱いた、という多くの方々の手記を思い出した。

黒く塗りつぶし無いことにしてしまった。そこには、強烈な反省も新しい思考も存在しない。そんな輩たちが自主憲法を作成してもまともな憲法が出来る訳がない。

そこで、アメリカが主体となって作成された、国は国民の権利や幸福そして平和を守るよう定めた現憲法が提起され、受け入れられたのだ。

だが、今度はその逆襲が始まろうといている。国民は国の為に生存するという以前の憲法に変えようとしているのだ。国民は神の国である大日本帝国の為に命を投げ出しお勤めする、という考え方の再来だ。

確実に日本史上に黒々と名前の残る安倍を筆頭にした自民党創価学会員が主体の公明党、それに何だかわからない右翼の党やおおさか維新の会等々が一体となって、再び、『国民はお国の為にある』という憲法に変えようと躍起となっている姿が、あの黒塗りの資料に込められているのではないか、という危惧におそわれた。