安倍政権の倒れるまで

原則は ただ原則と 軽くみて 入れて読むだけ 守る気は無し

ヒロシマで入れなかった“非核三原則”。避難轟々でナガサキでは、誰か側近が書くから“非核三原則”を入れることになりますと、まるで他人事のような発言。それを、ナガサキで仕方なさそうに読んでいた。あの、国会答弁での、他人の意見などまるで無視して、自説だけをぺらぺらと喋りまくる時と大違いで、淡々とあくまで淡々と読んでいた。

彼には“非核三原則”など、頭の中にないだろう。すでに、沖縄、佐世保にはアメリカの核が持ち込まれていたことは暗黙の了解である。自民党内では、原発の再稼働が優先課題となっている。フクシマの検証も無しに、また、核燃料のゴミ処理の問題も解決されず、住民の避難の問題も残されたまま川内原発を再稼働させる。そして、11兆円はかかるという六ヶ所村の再処理工場では、事故が多発しているにもかかわらず、これからもそれ以上の大金を使って維持しようとしている。それは原爆を持ちたいから。MOX燃料など世界各国で諦めて撤退しようとしているのに、どんなに金が掛かろうと維持しようとしているのは、原爆の材料となるプルトニウムが欲しいから。施設維持にどんなに金が掛かろうが、そんな金は、税金で賄えば済むこと。

そんな奴らが、非核三原則など守るとは思えない。

戦争したい人間には、相手も戦争をしたいのだと思っているだろう。戦争したくない人間は、相手も戦争をしたくないと思っている。人間は、自分と同じ考えを相手も持っていると思うものである。安倍は、宗主国アメリカの敵国の首脳は、戦争をしたいと思っている、と考えているのだろう。